観たら後悔した『ホラー映画』ランキング

ホラー映画と言えば数えきれないほどありますが、その中からインディーズだけども知る人ぞ知るホラー映画をまとめてみました。

マーターズ

マーターズ」は2008年に公開された、フランスとカナダによって制作されたスプラッターホラー。フランスの新鋭と呼ばれたパスカル・ロジェ監督が手掛けた究極の残酷ホラーで、拷問や虐待にスポットを当てた作品となっています。

1970年代のフランスで、何者かに拉致監禁され長年にわたり虐待を受け続けた少女のリュシー。なんとか自力で逃げ出し、傷だらけのところを保護される。

そして養護施設に収容されたリュシーは心を閉ざしていた。しかし同年代の少女アンナだけには心を許していた。

時は過ぎて15年後、リュシーは自分を監禁していた人間を発見する。復讐の為、猟銃を手に入れたリュシーが犯人の家を訪れるストーリーとなっています。

エルム街の悪夢

エルム街の悪夢」は1984年にアメリカで公開されたホラー映画で、奇抜な殺人鬼のフレディ・クルーガーが人気となり、これまでに7作品が公開され、ジェイソンとタイアップした「フレディVSジェイソン」も公開されました。

フレディ・クルーガーは夢の中で人々を襲う殺人鬼で、眠っている人の夢に出現しては右手の鉄の爪で相手を切り裂く殺人鬼です。このフレディは人間が怪物になったもので、元は連続児童殺害事件の容疑者でした。

しかし裁判で精神鑑定の結果により無罪放免となり、これに納得のいかない被害者の親族達により家ごと焼かれてしまいます。しかしフレディは邪悪な魂だった為3匹の悪魔により怪物として復活します。

フレディは人々の恐怖を力の源としている為、すぐには殺さずいたぶりながら恐怖を最大限まで出させて殺害します。

■黒い家

「黒い家」は1999年に公開された日本のホラー映画で、1997年に発行された小説を原作とした作品です。本作には霊的存在や化物などは登場しなく、人間の恐ろしさが描かれています。

保険会社に勤務する若槻は、毎日客から来るクレームのせいで神経をすり減らしながら生活を送っていた。ある日、菰田重徳という契約者に呼ばれ自宅へ向かいそこで菰田の義理の息子が首吊り自殺をしていた。警察は自殺と判断し若槻の会社は保険金を払う事になる。

しかし若槻は菰田の家庭に疑問を抱き、単独で調査を開始する。そこで若槻は菰田の家族が保険金の為なら自らの体を傷つける異常な人間である事を知る。

精神鑑定をした金石が何者かに惨殺され更に重徳が自ら両腕を切り落とす。そこで悪質な契約者の元へ送られる潰し屋の三善を菰田の元へ派遣するが返り討ちにされてしまう。激怒した菰田は若槻の彼女を誘拐し、菰田の家に彼女を救いに行くストーリーとなっています。

■ホステル

「ホステル」は2006年に公開されたアメリカのサスペンス・ホラー映画。B級映画ながら、予想できない展開や派手な残虐描写で話題作となった映画です。

本作を制作、総指揮したのは「クエンティン・タランティーノ」。

アメリカの大学生のパクストンとジョシュは、バックパッカーをしながらヨーロッパ各地を旅行していた。そこへアイスランド人のオリーが加わり毎夜派手に遊び歩いていた。そんなある日、スロバキアブラチスラヴァにある田舎町に、女性と遊べるホステルがある事を聞きつけ3人はそこへ向かう。

女性と楽しく過ごした彼らだが、オリーが先に帰国するとメッセージを残し、音信不通のまま姿を消していた。この状況を不審に思った2人はオリーを探すが見つからず。とりあえず2人はその夜クラブに繰り出すが翌日になるとジョシュが行方不明になっていた。

1人になったパクストンはジョシュを探しに行く途中、不審な人物に廃墟へ案内される。そこは金を払って殺人を行う事ができる場所で、パクストンも捕まってしまいます。果たして2人は生きて逃げ切る事ができるのか。

■シャイニング

「シャイニング」は1980年に公開されたアメリカのホラー映画で、スティーヴン・キング原作の小説を映画化した作品となっています。

舞台となるのはコロラド州のロッキー山上にあるオーバールックホテル。小説家志望のジャックが管理人の職を求め、家族を引き連れてこのホテルにやってくる。このホテルの支配人の話によると、以前の管理人だったチャールズが孤独に心を蝕まれて家族を斧で惨殺し、自殺したと語る。しかしそんな事には気も留めず住み込む事を決めた。

ジャックの息子は不思議な能力「シャイニング」を持つ少年で、この場所で数々の超常現象を目撃していた。ホテルが閉鎖される日、料理長のハロランがホテルの中を案内している時、ダニーが自分と同じ能力(シャイニング)を持つ事を知る。

そこでハロランはダニーに「このホテルには何かが存在すると」語る。そして猛吹雪で外界とシャットアウトされたこのホテルで3人だけの生活が始まる。

ホテルの中で3人が生活しながら様々な超常現象に遭遇し、ジャックが家族へ襲いかかったりします。一見、退屈なようにも思えますが世界的に評価が高く成功したホラー映画の1つで1シーンにテイク132回をかけ、この映画のパッケージとなっているジャックの狂気に満ちた顔を撮るのに2週間かけて、190以上のテイクを行ったそうです。

シャイニングはホラー映画の「偉大な古典」とも言われ、多くのホラー映画に影響を与えてきた作品となっています。